インタビュー

入社したての若手社員のこれまでと、組織に感じた社風

SEIYA KATO / DAIKI TORIYAMA

ーお二人の簡単な自己紹介をお願いします。

加藤 私は大学を1年で辞めて、理容の専門学校に行って、理容の仕事も半年くらいで辞めてという紆余曲折を経て去年の4月に入社しました。今年で2年目です。今は主にアプリケーションWEBだったり、スマホアプリの開発と画像認識AIをつかった開発に携わっています。

鳥山 私は6年くらい大学に通ってたんですけどそのまま中退してしまって、 大学生活の間でプログラミングに興味を持つ機会が多くて、個人的にプログラミングを勉強していました。その中で、ご縁があって入社させてもらえたという形になります。先月からバイトという形でデバッグの作業をちょっと手伝ってもらったりなどして少し会社の雰囲気に慣れてるところからスタートしました。

ー入社の経緯を教えてください。

加藤 自分の場合、もともと実家が理容業でした。高校が理系だったのでとりあえず理系の大学に進んで、一年間勉強したんですけど、学業がしっくりこなかったんです。また、長男だったので「家業を継いだ方がいいかな」と思うところもあって、 大学をやめて専門学校に行き理容師になりました。環境や仕事自体は別にそんなに嫌いではなかったのですが、 人間関係が上手くいきませんでした。退職後職業訓練校に通って、リクルートで求人をたまたま見つけました。 パチンコなど遊戯機も趣味として好きだったので応募しました。

鳥山 私はここで働いている友人の紹介で採用していただきました。当時は社員数が6人くらいでまだまだ足りないという時期でした。

加藤 私が4月に入社して、リソースが不足していたので8月に大学辞めてぶらぶらしている友人を引き込んだんです。彼は今日不在ですが。鳥山は彼の友人にあたります。

ー未経験に対しての不安はありましたか?

加藤 私は元々理系ではあったし、プログラミング自体には興味があって、学生時代から触っていました。 理容の仕事を辞めた後に職業訓練校でプログラミングを勉強した経緯もあり、そんなに不安はありませんでした。

鳥山 私の場合は最初不安でいっぱいでした。 大学と趣味でプログラミングをいじっていた経験はあったものの、 基礎知識やネットで個人的に調べた知識しかなかったので、 いざWEBアプリケーションチームに配属されて実作業をするというのは不安しかなかったです。入社して1ヶ月半が経ちました。入った当初よりだいぶ不安は和らぎました。

ー今やっていることはどういう業務なんですか?

鳥山 二人とも同じWEBアプリケーションチームなんですけど、主にWEBページの作成や、スマホアプリの機能修正、レイアウト修正をやっています。

加藤 WEBアプリをメインでやっているのはここ2人だけです。他の人は遊技機や組み込みの仕事だったりしています。 直接の上司は社長になります。

ー会社について感じている印象を教えてください

鳥山 一言で言うと「自由」です、本当。雰囲気もそうですし。みんなゲームが好きなので遊んだり、パチンコを打ったりしています。 雀卓やゲームもある。興味の共通している社員が多いので、そういう話題で盛り上がります。 最近だと社内ではスマブラが流行ってます。

加藤 それは「ふざけているから」という意味ではなく、オンオフの切り替えがしっかりしているところで、自分にはすごく馴染みやすいです。会社は固くてきちっとしていなきゃいけないっていうイメージが強かったんですけど、フランクな感じで楽しみながら仕事ができています。

ーつらいことはなにかありましたか?

加藤 この1年だとWebアプリチーム自体がまだ確率していない中で、いろいろ手探りの状態で仕事をこなしているのですが、結構、納期ギリギリになると大変です。

鳥山 私はまだチームとして、一人前の仕事はできてないんですけど。 分からない点や、難しい点で壁にぶつかるタイミングに大変さを感じます。今のところ基本的に、自分で調べて分からない部分や限界が来たときは加藤君に聞いていますが、全部教えてくれるわけじゃなく自分で考えて解決できるように道筋を教えてくれています。

ーやりがいを感じたときはありましたか?

加藤 実際に自分が作ったアプリケーション、スマホアプリが配信されて、実際にアプリを使ったときは、やりがいを感じました。 結構大変だったので達成感を感じられました。そんな瞬間が年に数回あります。もっとやれたなっていう反省が残る仕事と、ベストを尽くしてやり切ったっていう仕事は半々くらいです。

ー求人サイトの中でこの会社が目に留まったポイントはどこでした?

加藤 前職で人間関係がが上手くいかなかったというのもあって、コミュニケーションの取りやすさや雰囲気を重視して探しました。まだ小規模で、それぞれの人と距離が近く、元気もあって、自分の望んだ社風だと感じました。

ー鳥山さんはどういう視点で自分のキャリアを考えていましたか?

鳥山 大学を辞めた理由は、趣味に没頭する時間が増えすぎて欠席が多くなり、卒業が難しくなったためです。このままでは卒業が危ういと感じ、就職を考えるようになりました。大学生活が続かなかった理由の一つは、興味を持てる授業にあまり出会えなかったことです。そのため、仕事は「楽しい」と感じられるものでなければ長続きしないと考えました。仕事探しを始めたとき、大学生活で唯一楽しいと感じたのがプログラミングの授業だったことを思い出しました。その経験から、プログラマーやエンジニアのような職種であれば、楽しく仕事ができるのではないかと考え、エンジニア系の仕事を目指すことにしました。

最初は3社ぐらい応募して面接も行ったんですけど受からなかったです。
そのときは漠然と「エンジニアがいいな」としか思っていなくて、面接を受けるたびに「どういうエンジニアになりたいか」とか目標についてをよく聞かれて答えにつまっていました。 

今は新入社員でわからないことだらけなのですが、将来的には自分が先輩として教える立場になるので、後輩を引っ張っていけるようなエンジニアになりたいです。

ー加藤さんは目標などはありますか?

加藤 これからさまざまな仕事に取り組んでいく中で、自分にはまだ技術的に足りない部分が多いと感じています。そのため、今はしっかりと学ぶための期間だと考えています。将来的には、自分が身につけた技術を後輩や次の世代に教える立場になりたいです。ただし、単に技術を教えるだけでなく、物事の進め方や考え方といった、より本質的な部分を伝えられるようになりたいと思っています。そのために、さらに深い理解と知識を身につける必要があると感じています。